9月10日 光龍館において「五箇山深山会」(ごかやまみやまかい)のみなさまによる民謡
と踊りが披露されました。
民謡の宝庫として知られる富山県五箇山地方。「こきりこ」や「麦屋節」(ともに無形文化財)が
代表的で有名です。
五箇山地方は、平家の落ち武者が住み着いたと伝えられています。
農耕の合間に昔の栄華を懐かしみ唄い踊った民謡で哀調と格調高い調べが特徴です。
「五箇山深山会」のみなさまによる「こきりこ」「麦屋節」のほか、庶民の生活に根ざした
「といちんさ節」、男女の悲哀を唄った「お小夜節」などが披露されました。
また、五箇山地方には1995年、世界遺産に登録された「合掌造り」の茅葺きの家屋が
相倉、菅沼地区に残っています。
『一口メモ』
「こきりこ」で使用される竹製の「ささら」という楽器は
現在の南京玉すだれの原型と言われている・・そうです。