出入管理業務は、警備対象施設において人・物品・車両などの出入りをチェックすることです。いつ誰がどこに出入りしたのかを管理し、施設内からの情報漏洩、外部からの危険物の持ち込みといった犯罪や事故を未然に防ぐことを目的に実施されます。出入管理の基本を以下に挙げます。
巡回とは、警備員が盗難、火災による被害の発生を防止し、万が一被害が発生した際にはその極小化を図ることを目的としています。その方法や内容によりいくつものバリエーションがあります。
施錠は施設警備業務における物理的防御の基本です。施設警備業務にあたって施錠できる箇所に出入りする場合には、すべてその都度施錠する必要があります。そして侵入者が簡単に鍵を利用できないように管理することが求められているのです。
警備員が常駐する施設においては、24時間操業の施設を除いて開閉館時刻が定められています。開閉館時刻が遵守されている施設は、正確な管理・運用が行われていると見なすことができます。